就職活動で銀行から内定をもらった方法を就活老害にならない程度に話してみるよ

新宿オフィスビル

就職活動の思い出を振り返ってみたよ

就職活動が本格的にスタートしましたね。
駅でもリクルートスーツを着た学生さんをよく見かけるようになりました。

私が就職活動をしたのは、もう10年程前の話です。

当時を思い返すと、やはり「あの時は大変だったな~。」と思うことがたくさんありました。

慣れないスーツ…はじめて行く土地…当っているのか分からない礼儀作法…

ですが、そんな中でも思考錯誤したり、自分なりの楽しみ方を見つけて楽しんでいた一面もありました。

そんな涙あり笑いあり(?)の就職活動を振り返って、自分がどんな風に活動して、銀行から内定をもらったのか、書き綴ってみたいと思います。

就職活動をしている学生さんにとって参考になればと思いつつも、10年前のことなので役に立つか疑問はありますが、役に立ちそうな部分だけでも取り入れてもらえたら嬉しいです。

銀行内定までの就職活動日記

ちなみに、私が就職活動をしていた時期は就活スケジュールが今と違い、
10月:就活ナビサイトグランドオープン/4月:選考スタート
でした。

そのままだと分かりにくいので、現在の就活スケジュール
3月:就活ナビサイトグランドオープン/6月:選考スタート
に合わせて書いてみました。
(昔に比べて準備期間は長くなったものの、選考期間が短くなったんですね。)

スケジュールが違うので、少し分かりにくい点もあるかと思いますが、ご了承ください。

インターンシップ(大学3年の夏休み・冬休み)

まずはインターンシップについて!
と思ったのですが、管理人はインターンシップやっていませんでした…(・ω<) テヘッ

「ごめんなさい、ごめんなさい…」

夏休みや冬休みなど、学生の長期休暇期間に合わせて実施しているところが多いので、時間に余裕がある人、気になる企業がある人は参加してみると良いかと思います。

“インターンシップに参加すると、その会社の選考で有利になる”という話も聞きますが、こればっかりは会社次第といったところでしょうか。

学生も「選考に有利になるかも」という目的ではなく、「社会勉強のため」、「気になる企業のことを知りたい」、「業界・会社が自分に合うかどうか知りたい」などといった目的で参加すると良いかと思います。

インターンシップは企業のサイトで告知していたり、大学で案内してたりするので、こまめにチェックしておきましょう!

インターンシップ以外にもOB・OG訪問をする手もあります!ぶっちゃけ話が聞けるかも!?

▼同じ大学出身の先輩に話を聞けるOB/OG訪問ネットワーク「ビズリーチ・キャンパス」

自己分析(大学3年の2月まで)

意外に大事な自己分析。

「自分に適した職業って何?」、「自分の長所・短所は?」、「将来、どうなっていたいか?」といったことを考える良い機会になります。
(中学生の時、倫理の授業で習った“モラトリアム”という言葉を強烈に思い出します。)

この作業を通して、エントリーシートや面接の自己PRや志望動機に繋げていきます。

また、自己分析をすると自分の進みたい業界がぼんやりと見えてくるものです。

ですが、ここではあまり業界を絞りすぎない方が良いかと思います。
なぜなら、今後の会社説明会などを通して、興味のある業界やおもしろそうな会社が出てくる可能性があるからです。

自分もこの時には「金融業界かぁ~。ちょっと興味はあるけど、まぁ行かないだろうな…」と思っていました。
この時は他の業界に興味があり、金融業界はせいぜい4~5番目ぐらいに興味がある業界でした。

ちなみに自己分析した結果は、①学生時代にも勉強は怠けずにやってきた②アルバイトを頑張って続けた③対人関係は苦手だったが、接客業のアルバイトを続けて克服…となんとも“ごくごく平凡な自己PR”が出来上がっただけでした…

ですが、こんな自己PRでもゆっくり順序立てて話すことで、面接の通過率は結構高かったのを覚えています。
(一方で、頭が悪く一般常識がないので、SPIやWebテストで落ちる確率は結構高かったのですが…)

自己分析をしっかり行ったことで、面接時の自己PR(中身はスッカラカンですが)を自信を持ってハッキリと話せたことが功を奏したのかな?と今となっては思います。

業界・企業研究(大学3年の2月まで)

自分は前述した通り、行きたい業界が定まっていなかったので、いくつかの業界を研究することに。

自分の経歴と関係ない業界でも、この時点では「大学の学部と関係ないから…」と最初から諦めない方が良いと個人的には思います。

前述しましたが、今後の就活を通して興味のある業界と出会える可能性は大いにあるからです。
なので、大学の学部(勉強内容)と関係ある業界のほかにも、単純に興味のある業界なども調べておくことをおすすめします。

ですが、ある程度は的を絞らないと収集がつかなくなるので、最初は色んな業界を見て、「自分の経験が活かせる分野」や「仕事内容になんだか興味がでてきた」分野など、いくつかピックアップしていくと良いと思います。

ちなみに自分が業界・企業分析で使ってた本はこんな感じ。

▼『業界地図』

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「どんな業界があるのか?」や「業界内の勢力図」を知りたい人におすすめ!
就活に限らず、社会勉強の一環としても大いに役立ちます。

▼『就職四季報』

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就活の必須アイテム。
「平均年収」や「離職率」なども記載されていて、まさに“痒い所に手が届く”一冊です。
企業分析に役立つ他、ブラック企業を回避しつつ、優良企業を見つける手助けになります。

▼『日本の給料&職業図鑑』

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最近ではこんな本も!
就活本という訳ではありませんが、色んな職業が載っていておもしろいです。
何故かRPG風(?)のイラストが描かれており、見ていて飽きません。

合同説明会(就活中 随時)

さまざまな業界・企業が一堂に会して行われる合同説明会。
就職活動期間中(特に初期)は随時開催しています。

「行きたい業界が絞り切れない!」「まずは色んな企業を見てみたい!」「気になっている企業が参加している」
といった方には、是非とも参加してもらいたい説明会です。

友達とも一緒にも回れるので、気軽に参加することができます。

管理人も行く前は「遠いし、めんどくさいな~。」(ダメ人間)とよく思っていましたが、実際行ってみると結構楽しめた記憶があります。

就活ナビサイト オープン(大学3年の3月)

3月になると就活ナビサイトがオープンします。

ここから就活が本格的に忙しくなるので、就活以外の予定はできるだけ空けておいた方が良いです。

ちなみに私の時は就活サイトといえば、

リクナビ
マイナビ
キャリタス就活(旧:日経就職ナビ)

の3サイトに登録しておけば、特に問題ありませんでした。

就活ナビサイト以外でも、

・みんなの就職活動日記(略して“みん就”)

は就活の必須サイトと言っても過言ではないくらい役に立ちました。
▼みんなの就職活動日記

“みん就”の特徴は…

①就活生同士が選考に関する情報等を交換する相互扶助(助け合い)によって成り立っている。
②例えば、「面接でこんなこと聞かれました!」、「二次面接通過のお知らせが来ました!」など、生の声が聞ける。
③過年度の内定者の情報も掲載。選考に関する情報が蓄積されている。

などが挙げられます。

実際、このサイトに何度助けられたか分かりません。

ですが、“みん就”は人事担当者がチェックしている可能性もあるので、個人が特定できるような書き込みはしないよう注意が必要です。

他にも、最近ではこんなおもしろい就活サイトもありますよ。

▼【2018年卒就活生限定】本格的な心理統計学に基づく分析が無料!特性マッチング求人サイトはFuture Finder!

自分の特性にあう企業を見つけてくれるマッチング就活サイト。
どんな企業を受けようか迷ってしまう人はこのサイトで探してみるといいかも。

▼プロフィールを登録しておけば、後は待っているだけで企業からスカウトが届くので非常に簡単でお手軽

最初見たときは「正直、ぶっとびすぎじゃね?」と思いましたが…
人間、食事をしながら話すと距離が縮まるものだから、理にかなっているのかな。
とりあえず登録してみて、自分に興味を持ってくれた企業からのスカウトを待つのもおもしろいかもしれません。

会社説明会(大学3年の3月~)

就活ナビサイトや企業HPからエントリーしたら、次はいよいよ会社説明会です。

遠方から就活をしている人は大変ですが、できるだけ多くの会社説明会に参加してみることをおすすめします。

やはり、ホームページで見るのと、実際に足を運んで社員の方から話を聞くのとではイメージが全然変わってきます。

ちなみに私はだいたい20~25社くらい会社説明会に参加しました。
そのうち、銀行の会社説明会に行ったのはたったの3社。

大学の学部が銀行に関係ない分野だったため、最初の頃はまだ自分が銀行に内定できるとは思っていませんでした。
「まぁ、少しは興味があるし、会社説明会ぐらいは聞きに行って損はないかな。」とそんな程度。

実際に銀行へ就職したいと思い始めたのは、会社説明会にたくさん参加した後でした。

会社説明会でいろんな業界や会社を見て回っているうちに、「いろんな職種の人の話を聞くのって実はおもしろくない?」と感じるようになり、自分には銀行が合っているような気がしました。

そこで、会社説明会も終盤に差し掛かってきた頃、急いで金融業界・銀行を調べなおして、心機一転、面接に臨みました。

試験・面接(大学4年の4月~)

前述しましたが、私は筆記試験が苦手だったので、通過率が悪くかなり苦戦した経験があります。

筆記試験は対策本が山のように出ており、ある程度準備すれば十分対応は可能な試験なので、選考が始まる前にしっかり読んでおくことをおすすめします。

一方で面接の通過率は高かったのですが、これも前述した通り“①まずは自己分析をしっかりして、②あまり着飾らずありのままの姿を、③ハッキリと順序立てて話す”ことで十分通用すると思います。

ちなみに本屋さんに山積みされている『面接必勝本』みたいなのは軽く読んだ後に投げ捨てました。

読めば分かるのですが、私の読んだ本では面接時の自己PRの事例で…
「私はサークル活動において部長をつとめており、50人の部員をまとめることで…うんぬんかんぬん」
「私はアルバイトでバイトリーダーに任命され、店舗運営に関わる改善策を…なんたらかんたら」
「ボランティア活動に積極的に参加しており、年に30日間は地域の課題解決に向けて…かくかくしかじか」

と、人事担当者の胸に響きそう(?)な事例が満載でした。

管理人「リア充か!眩しすぎるわ!こちとら普通の学生生活しか送っとらんわ!」

とツッコミをする良質なネタを提供してくれるだけで、あまり参考になりませんでした。

ですが、志望動機の話し方や面接時の心構えなどは普通に参考になるので、読んでおいて損はありません。

ちなみに銀行の面接では「金融を通じて地元に貢献したい」(心の声:転勤で引越しばかりするの嫌だな…)とか「様々な業界・企業を見て回ることで自分を成長させたい」(心の声:飽きっぽいから同じような作業をずっと続けるの無理だな…)とか適当なことを言っていた気がします。

内々定(大学4年の6月~)

そんなこんなで、数社(業界バラバラ)の内々定を得ました。

悩みましたが、就職活動を通じて気づいた「いろんな業界・会社の話を聞いて回るのもおもしろそう」という思いから、銀行にお世話になることに決めました。

ちなみに昨今問題になっている内定辞退ですが、あまり気にせずに電話でお断りするだけで良いと思います。

会社側もある程度の内定辞退は想定して採用計画を組んでいるので、過度な心配は不要です。

とは言っても、短期間でもお世話になった人事担当者ですので、メールではなく電話で丁重にお断りするようにしましょう。

こうして慌ただしい就職活動が終わりを告げました。

結局、就職活動は楽しんだもの勝ち

スケジュール的にも忙しく、精神的にも疲れる就職活動ですが、自分なりに楽しんだり、息抜きをするのが大事です。

例えば…

面接のついでに近くの観光名所に行ってみたり
スカイツリー

自分へのご褒美に、お洒落なカフェでおいしいものを食べたり
パンケーキ

夜まで時間をつぶして、夜景を楽しんだり
東京の夜景

就職活動の途中で楽しむ方法はいろいろ!
肩の力を抜くことも非常に重要です!

就職活動一辺倒では途中で息切れしてしまうので、自分なりの楽しみ方を見つけることをおすすめします!

就活老害からの過度なアドバイスには注意

えらそうに就活について語ってしまいましたが、あまり型にはめすぎず、自分が良いと思ったことがあれば色々と試してみることをおすすめします。
最近では『就活老害』という言葉も出てきています。

就活老害とは…
就活のアドバイスをしてくれるが、自分の就活を基にしているため、古い情報や誤った情報を語ってしまい、かえって学生を混乱させてしまうような人。

ネーミングセンスが逸材すぎる…

基本的に現役の人事担当者でないと、最新の就活事情は細部まで分かりません。
こんな記事を書いといてなんですが、あまり真に受けすぎず、自分で取捨選択しながら有益な情報を集めていきましょう!

それでも、1つでも参考になることがあれば…という思いで、自分の就活の思い出を書いてみました。
ほかにも、銀行への就職を目指す人にとって有益になりそうな情報をこのブログを通して提供していきたいと思います。

就活生のみなさんが、納得のいく就職先を見つけられるよう、応援しています!


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