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きらぼし銀行の元行員が約3億7,500万円を着服
きらぼし銀行(東京都)は2018年7月9日、元行員が偽造した定期預金証書を使って顧客から約3憶7,500万円を着服した疑いがあると発表しました。
以下がきらぼし銀行の発表内容を抜粋・加工したものになります。
だれが事件を起こしたの?
きらぼし銀行の石神井支店に在籍していた男性(36歳)の一般行員です。
なお、石神井支店の所属ですが、同支店のほか、上石神井支店のお客さまも担当していました。
事故が起きた店舗はどこ?
上石神井(かみしゃくじい)支店、石神井(しゃくじい)支店
どうして発覚したの?
2018年7月2日に上石神井支店のお客さまから定期預金解約の申出を受け、行内で調査を開始したところ、これに該当する定期預金が存在しないことが2018年7月4日に判明しました。
なお、事故者(事件を起こした人)は現在、失踪しております。
事件の詳細(現時点で判明している事実)
誰が被害にあったの?
- 上石神井支店とお取引がある法人のお客さま1社と当該法人に関係する個人のお客さま2名
- 石神井支店とお取引がある法人のお客さま1社、および個人のお客さま2名
どんな手口で?
定期預金作成等の目的で受領した普通預金の払戻請求書等により現金を払い出し、お客さまには、偽造された定期預金証書を交付して、現金を着服した可能性があります。
被害額はいくらぐらい?
現在も事実関係の調査を継続しておりますが、これまでに判明している偽造された定期預金証書の金額は約3憶7,500万円となります。なお、余罪についても現在調査中です。
【引用】元行員による不祥事件の発生について(きらぼし銀行ウェブサイト:2018年7月9日プレスリリースより)
そして失踪へ…

きらぼし銀行のプレスリリースにもありましたが、この事件を起こした元行員は現在、失踪中とのことです。
一部報道機関によると、元行員は7月2日以降は出勤しておらず、行方が分かっていないそうです。
また、きらぼし銀行は元行員を2018年7月8日付で懲戒解雇処分したと発表しています。
本人も横領された現金も無事に戻ってくると良いのですが・・・今後の続報が待たれる事件です。
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