今回はマイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS:Microsoft Office Specialist)試験をご紹介!
簡単にいうと、ワードやエクセル、パワーポイントなどを使いこなせるようになるための資格試験です。
金融・経済関係の資格ではありませんが、役に立つ資格なので、概略などを含めて解説したいと思います!
目次
MOS(Microsoft Office Specialist) 概要
難易度 | ★☆☆☆☆ |
必要性 | ★★★☆☆ |
社内評価 | ★★☆☆☆ |
- 勉強時間(目安):1科目:2週間~1ヶ月程度
- 合格点:1000点満点で550点~850点
※合格点は試験問題の更新などにより変動あり。
※難易度、勉強時間には個人差があります。勉強はできるだけ早めに取りかかろう!
MOS(Microsoft Office Specialist)ってどんな試験?
冒頭でも簡単に触れましたが、MOS(Microsoft Office Specialist)は、皆さんご存じのワードやエクセルなどのマイクロソフトオフィス製品の利用スキルを証明することができる資格です。
この試験の勉強していると、そのまま「ワードやエクセルなどの操作ができるようになっちゃう」という、実務に直結するなんとも有用な資格。
具体的には、下記の5つの科目が用意されています。
試験科目 | スペシャリストレベル (一般) |
エキスパートレベル (上級) |
Word -ワード- (文書作成ソフト) |
〇 | 〇 |
Excel -エクセル- (表計算ソフト) |
〇 | 〇 |
PowerPoint -パワーポイント- (プレゼンテーション ソフト) |
〇 | ー |
Access -アクセス- (データベース管理ソフト) |
〇 | ー |
Outlook -アウトルック- (電子メール・情報管理ソフト) |
〇 | ー |
試験対策勉強でも、本番の試験でも、上記のアプリケーションソフトをコンピュータ上で操作することになります。
ちなみにスペシャリストレベル(一般)でも、“仕事上で使うのに操作で困ることがほとんどなくなる”もしくは“分からないことがあっても調べればすぐに解決できる”レベルの知識は身に付くので、仕事で役立てたいのであれば、どちらを受験しても良いと思います!
銀行でもワードとエクセル(本部の人はパワーポイントも)は資料作成で使う機会が多いので、取っておくと仕事が捗って何かと役に立ちますよ!
メリット・デメリット
実際にMOS(Microsoft Office Specialist)を取ると、どんなメリットがあるのか。
公式サイトの「MOS調査データ報告書」では、こう書かれています。
- MOSを取得した従業員の88%が、「仕事の成果が上がった」と回答
- 管理職の85%が、「MOSを取得した従業員は、仕事の生産性が以前より高まった」と回答。
- MOSを取得した従業員の80%が、「マイクロソフトオフィスの知識とスキルで周囲から一目置かれるようになった」と回答。
ちなみに自分もこの資格を取ったことで「作業の効率が非常に上がった」と実感できましたし、「操作方法で分からないことがあった場合は上司や同僚から頼られる」ことが増えたと感じました。
銀行でもワードやエクセル(たまにパワーポイント)を使って資料を作ることが多いため、『作業効率を上げたい』方には非常に有益な資格といえます!
また、試験の難易度は高くなく、集中して勉強すれば1科目:2週間~1ヶ月程度で合格ラインに届くので、短期間で気軽に取得できるのも魅力です!
ちなみにデメリット(?)ですが、家で使うパソコンに対象ソフトが入っていないと自宅で勉強できません。
標準で搭載されている場合は全く問題ないのですが、搭載されていない場合はソフトを購入する必要があります。
とは言え、家でもワードやエクセルなんかは使う機会もあるので、持っていて損はしないと思います。
(私は家計簿を作ったり、スケジュール管理するのにエクセルを多用してます。)
もう1つデメリットをあげると、受験料が1万円前後と比較的割高です・・・
「ワードやエクセルを使えるようになりたい!」ということが主目的であれば、勉強だけして資格試験は受けないという選択肢もありかもしれません。
ですが、お金(受験料)を払って試験日を決めることによって、強制的に学習をしないといけない環境に身を置くのも手かと思いますよ!
どうやって勉強すればいいの?
勉強方法は簡単!対策テキストを買って、読みながら実際に操作してみるだけです!
勉強をはじめる前は「ちゃんと覚えられるかな~。」と不安になりますが、実際に操作しながら進めると「こんな簡単にできるんだ!」、「こんなこともできるんだ!今度、仕事で使ってみよう!」と、なんだかんだで楽しく覚えられますよ!
ちなみにワードであれば、現在「Word2016」、「Word2013」、「Word2010」とバージョン毎に試験が分かれています。
細かい機能や操作方法は異なりますが、大枠では操作方法はさほど変わらないので、「自宅にインストールされているバージョン」もしくは「会社で使われているバージョン」の試験を受けるのが良いかと思います。
(最新バージョンにこだわる必要なし)

おすすめ参考書
参考書は受験する試験科目(ソフト)とバージョンをよく確認して購入してください!
おすすめテキスト
テキストを買ったら、あとは見ながら演習をこなしていくだけ!
終わる頃にはワードやエクセルが十分使いこなせるようになりますよ!
ソフトがない方はこちら
ちなみにソフトがない場合は、こちらから購入できますよ。
⇒入ってなければ購入しよう!
⇒普段から使ってるバージョンが良いよ!
⇒できれば短期間で集中してやる