子どもの頃、コイントスをして「表と裏、どっちだ!?」なんて遊びをやった方は多いかと思います。
その時にどっちが表か裏か分からなくなったことはありませんか?

実はお金(貨幣・紙幣)には、ちゃんと“表・裏”が決められているんです!
でも、どちらが表でどちらが裏か、自信をもって正確に答えられる方は実は多くないのではないかと思います。
ということで、今回は「貨幣と紙幣、どっちが表?どっちが裏?」をクイズ形式で解説したいと思います!
目次
クイズ①:硬貨の表はどっちでしょうか?
突然ですが問題です。
下の硬貨の画像で、「表」はどっちだと思いますか?

いつも使ってるお金なので、もちろん分かりますよね?
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それでは正解発表!!
正解①:硬貨の表はこっち!
答えは左側の列が「表」です!!

数字が入っている方が「表」だと思っていた方も多いのではないでしょうか。
実は大きい図柄が入った方が「表」だったんですね。
<参考>硬貨の図柄には何が使われてる?
ちなみにそれぞれの硬貨の表面に描かれている図柄は・・・
- 1円玉 : 若木
- 5円玉 : 稲穂、歯車、水
- 10円玉 : 平等院鳳凰堂・唐草
- 50円玉 : 菊
- 100円玉 : 桜
- 500円玉 : 桐
となっています。
豆知識ですが、1円玉だけ「若木」という実在しない木(特定の樹種がない)となっています。
ちなみに1円玉はちょうど1g(グラム)である為、重さを測るのにも使えます。
さらに・・・1円玉は額面よりも製造コスト(2015年現在で1枚あたり約3円)がかかるため、造れば造るほど赤字になってしまうそうです。
<硬貨の表・裏の見分け方>
硬貨の表・裏を見分けるコツは以下のとおりです。
- 大きい図柄が入っている方が表(おもて)
- 年号が入っている方が裏(うら)
これで間違えないはずです!
硬貨は色々と雑学があっておもしろいですよね。
クイズ②:紙幣の表はどっちでしょうか?
続きまして、紙幣(お札)編です。
今度はどちらが「表」か分かりますか?

これくらいは簡単ですよね!
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それでは正解発表!!
正解②:紙幣の表はこっち!
答えはまたまた左側の列が「表」です!!

お札は素直な方(?)が「表」でした!

<参考>紙幣の肖像(図柄)は誰(どこ)?
ご存じの方も多いかと思いますが、それぞれの紙幣の表面に描かれている肖像(2,000円札は図柄)は…
- 1,000円札 : 野口英世
- 2,000円札 : 守礼門
- 5,000円札 : 樋口一葉
- 10,000円札 : 福沢諭吉
となっています。覚えておきましょう!
<紙幣の表・裏の見分け方>
紙幣の表・裏を見分けるコツは以下のとおりです。
- 肖像(2,000円札は守礼門)がある方が表(おもて)
これさえ押さえておけば完璧!これで迷うことはありません!
皆さんに馴染みのある「お金」ですが、「灯台下暗し」って感じで意外に知らないことも多いのではないでしょうか。
身近なものほど、意外と疑問をもちにくいものです。
時間がある時に硬貨やお札をよ~く見ると新たな発見があるかもしれませんよ!