金融機関でもプレミアムフライデー導入
先日、「プレミアムフライデー」の記事でもご紹介しましたが、経済産業省と経団連や小売業界などが個人消費を喚起するために、毎月末の金曜日を『プレミアムフライデー』とする取り組みを来年の2月から開始します。
「プレミアムフライデー」の記事では『金融機関には無理だな!』なんて書いてしまいましたが、なんと金融機関でも導入するところが出てきましたのでご紹介させていただきます。
飛騨信用組合でプレミアムフライデーを先行導入!
見出しの通り、飛騨信用組合さんがプレミアムフライデーを先行導入したそうです。
プレミアムフライデー自体は2月24日に全国各地で初めて実施される予定ですが、なんと1月から前倒しで実施しているそうです。
さて、気になる実施方法ですが…
『毎週金曜日に交代制で実施し、午後3時半の退社を目指す。』
『当面は営業部を除く本部の職員44人が対象。すでに1月6日には11人が午後3時半までに退社し、家族との時間や趣味などの時間として有意義に過ごした。』
『中期経営計画で働きやすさ日本一の組織を目指すことを掲げており、今後は支店の職員にも対象を広げていく。』
なんと、月末の金曜日だけではなく、毎週金曜日に交代制で行うというから驚きです。
金融機関に限らず、全業界の中でも先駆けて実施しただけでなく、実施日も毎週に設定するとは…
とても素晴らしい取り組みではないしょうか!
こうやって何か新しいことをすぐに行動に移すというのは、それだけでも尊敬に値します。
私もそうですが、最初から「無理」「難しい」「大変」と理由をつけて諦めるのではなく、まずはやってみるというのが大切なのでしょう。
他の金融機関にもプレミアムフライデーは導入できるのか?
さてさて、プレミアムフライデーの先進的な取組事例が出てきましたが、他の金融機関でも導入は可能なのでしょうか?
飛騨信用組合さんの例を見て気づいたのですが、 “一部の人に適用” や “交代制で実施” といった柔軟な方法をとれば不可能ではないのかと思います。
プレミアムフライデーはなんとなく “その日に全員が早く帰る” と考えてしまいがちですが、
例えば、「育児や介護がある人に適用する」、「交代制で2~3割の人は帰らせる」といった具合に人数を限定すれば可能な気はしませんか?
何も、ある一定の型にはめる必要はなく、その業界、その会社にあった導入方法を模索するのも一考かもしれません。
金融機関でも少しづつ導入するところが増え、働きやすい業界になるといいですね。
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