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【続々報】商工中金の不正融資問題で調査担当者の不正も発覚し泥沼化
政府系金融機関である商工中金の「不正融資問題」で新しい動きがあったみたいです。
2017年9月22日の商工中金のニュースリリースを見てますと、「継続調査の完了予定時期の見込について」というタイトルのリリースが。
中を見てますと…
今般の危機対応業務の要件確認における不正行為事案に関しまして、お取引先をはじめ、国民の皆様に、多大なるご迷惑とご心配をおかけしていることを、深くお詫び申し上げます。
~中略~
こうした中、当金庫は、継続調査の完了予定時期について、当初、「平成29年9月末を見込む(外形調査段階での真正性に疑義のある口座の発生状況等により多少の変動可能性もあり)」としておりましたが、このたび、調査の正確性・客観性に万全を期すために一定程度の追加の期間を要すると判断しました。
具体的には、調査の過程で、調査に携わっていた職員の一部に、過去不正行為に関与した者がいることが判明したため、当該職員が調査した口座について再調査を行うことと致しました。
継続調査の完了まで、更に一ヶ月余りを要すると見込んでおります。
~以下略~
(引用:商工中金ニュースリリースより)
ということで、調査結果の公表を当初予定の9月末から1か月程遅れるそうです。
どこに原因があるのか?
さすがにここまでくると組織として問題がある気もしますが…
原因究明に向けて頑張ってほしいところですね。
不祥事が起きた場合は誠意をもって全力で対応するしか道はないと思います。
中途半端に対応したり、言い訳をしてごまかすのはもってのほかですね。
(最近、ニュースを見てると謝罪会見で苦しい言い訳をしている人が多い気がします)
商工中金もこの件があってから営業に力が入らないのではないでしょうか?
営業成績を出すために行った不正ですが、今となってはトータルで見るとマイナスになっているのでは?
そもそも、この件はどこに問題があったのか?
「過剰なノルマ?」
「現場の監督不行き?」
「組織体質?」
「天下り?」
「そもそも政府系金融機関の意義とは?」
色々考えてしまいますが、最終的にどこに落としどころを見つけるのでしょうか…気になるところです。
自業自得なのでしょうがないのですが、不祥事があると通常の何倍も余計に労力がかかってしまうものです。
大変ですが、『急がば回れ』の精神でコツコツやるのが1番ということですね。
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