金融系の新資格「投資診断士」とは?特徴や魅力について解説するよ!

投資診断士

こんにちは!自称・資格マニアのタスクです!

突然ですが、金融系の新しい資格「投資診断士」ってご存知ですか?

2018年11月14日(いい投資の日)に申込みがスタートした注目の新資格です。

まだ知らない人も多い資格だと思いますので、「投資診断士」の特徴と魅力、将来性などを紹介したいと思います!

投資診断士とは?

投資診断士は、「一般社団法人 投資診断協会」が運営・管理している資格です。

投資診断協会によると、以下のように説明されています。

“投信診断士”とは、投資を検討している方、投資を検討しているが踏み出すのが怖い方、投資で後悔したくない方、そういった方々に投資についてアドバイス(啓蒙)をしていくための資格です。

つまり、自身で投資をしようと考えている人や、金融商品の提案を行う人のための資格と言えます。

また、投資診断士資格には以下のような特徴があります。

投資診断士の3つの特徴

  1. 投資診断研修を通して、仮想通貨やIT情報リテラシー等も含めた投資に関する幅広い知識を身に付けることができる
  2. 投資の考え方について、人々に正しい知識を与え、合理的な考え方をするようアドバイスすることができる
  3. 【投資診断士®】の名称を名刺などに記載できる

資産形成のプランを自分で考えなくてはいけなくなった現代において、投資の知識は必要不可欠。

そんな中、投信診断士は自己啓発に役立つのはもちろん、仕事で投資についてアドバイスをしている人にとっては強力な武器にもなる資格と言っても過言ではありません。

受験資格

ちなみに、投資診断士の受験資格に制限はなく、だれでも受験可能となっています。

金融関係の仕事をしている人はもちろん、主婦の方や学生、投資初学者の方も安心して受験することができます。

勉強内容

投資診断士の気になる勉強内容ですが、以下のような構成で作られています。

【主な研修項目】

  1. 投資診断協会 基本理念
    基本理念と、⽇本の投資現状を理解します。
  2. 投資に関する基礎知識
    経済や⾦融、為替に関する基礎知識を習得します。>
  3. 投資商品について
    株式投資、投資信託、不動産投資、⽣命保険、暗号資産など、多岐に渡る投資商品の理解をします。
  4. 制度投資について
    確定拠出年⾦、NISAなどについて理解します。
  5. ポートフォリオの考え方
    ポートフォリオをもとに、投資商品の選び⽅を習得します。
  6. 投資診断士Ⓡとは
    投資診断⼠のありかたを理解します。

これらの内容を教材(テキスト1冊、研修動画360分)を使って学習していく流れになります。

投資診断士テキスト
>>研修動画の見本はコチラのページから確認できます

資格取得の流れ

投資診断士の資格取得までの流れは簡単です。

下記の順番で学習・試験を進めていくことで、資格取得まで辿り着くことができます。

【資格取得の手順】

  1. 受験の申込み・入金
    こちらのお申込みページから必要事項を入力して申込み。費用は申込時にクレジットカードにて決済。
  2. 教材の到着・動画学習
    入金確認後、1週間を目安に教材が送付されます。教材到着後、教材と指定の動画配信サイトを活用し、学習していきます。
  3. 資格登録試験
    投資診断士資格を取得するには試験への合格が必要となります。試験の日程や場所は改めて案内されます。
  4. 合否通知
    試験終了後、合否通知が行われます。
    ※不合格の際は再試験が必要です。別途、再試験料がかかるので万全の体制で挑みましょう。
  5. 修了証送付・資格登録
    試験合格者には受講者の氏名が入った修了証が協会から届きます。また「投資診断士®」の名称を使用可能(名刺など)になります。

なお、資格登録試験は試験時間60分、出題形式:選択式問題数60問60点以上で合格となっています。

試験会場は現段階では東京会場、札幌会場、名古屋会場、大阪会場、福岡会場の5つの会場から選択できます。

また、試験頻度は年に6回程度の実施予定となっています。

ちなみに、みごと試験に合格すると、投資診断士の認定証が貰え、名刺や経歴書などにも記載することができるようになります。

▼投資診断士 認定証(イメージ)
投資診断士認定証

取得にかかる費用

投資知識の必要性を考えると非常に魅力的な資格ですが、取得までにどのくらいの費用がかかるのでしょうか?

調べたところ、研修から資格取得までで43,000円(税別)が必要みたいです。

内訳やその他費用は以下のとおりです。

研修受講料 33,000 円(税別)
資格試験料 10,000 円(税別)
合計    43,000 円(税別)

さらに必要に応じて以下の費用がかかります。

再試験料 5,000 円(税別)
資格更新料 20,000 円(税別)※2年更新

他の資格試験と比べると決して安くはありませんが、上記の43,000円の中には研修・教材・試験費用がセットになっています。トータルコストで考えれば納得のいく値段となっています。

また、資格取得で得た知識を活かして、自身の投資や仕事に役立てられることを考えれば、コストパフォーマンスは高いと言えます。

資格保有者だけの3大特典

投資診断士投資診断士には資格保有者にしか受けられない特典も用意されています。

【投資診断士の3大特典】

  1. 毎月の情報発信
    金融庁関連の情報や金融リテラシー向上の為の情報など、業務に役立つメールが毎月2回、メールで配信されます。
  2. 資格保有者が参加できるセミナーの開催
    投資診断協会が主催するセミナーを開催致します。ゲストには金融業界の著名人や特定の商品に精通した講師などを招聘し、交流会なども開催予定です。
  3. 営業ツールの提供
    営業の際に役立つ統計数値やグラフデータ、お客様への説明資料のテンプレートデータ等、ご自身で作成するにはなかなか手間のかかる営業ツールも投資診断協会より提供いたします。

このように資格取得後も知識を補充する機会が設けられており、最新の投資環境や制度などの情報が入手しやすくなっています。

特に営業ツールの提供はなかなか手に入れる機会がないので、金融関係の仕事をしている方には大きなメリットになると思います。

投資診断士の魅力と将来性

NISAiDeCo(イデコ)といった、投資と節税によって資産形成をサポートする制度が出てきていますが、裏を返せば国(公的年金)に頼っていてはいけない時代が来ているとも受け取れます。

そんな中、投資や資産形成に関する知識を身に付け、自分で将来の資金計画を立て、お金を準備するというのは当たり前のことになってきています。

投資診断士は、このような時代の流れにとてもマッチした資格試験と言えます。

今後、投資や資産形成に対する知識のニーズはどんどん高まっていくはずです。投資診断士の知識を吸収しておけば、例えば金融機関に勤めている人はアドバイザー・コンサルタントとして活躍の幅が一層広がると思います。

(参考)FP試験とどう違うの?

ちなみに、似たような位置づけの資格にFP技能士検定(ファイナンシャル・プランナー)があります。

“お金”を取り扱うという点では同じですが、FP技能士は「くらしとお金」に関する様々な専門知識を習得できるのに対し、投資診断士は投資そのものの考え方、投資商品の具体的な知識、選定方法などが習得できるといった違いがあります。

また、実務面ではFP技能士がライフプランに基づく将来の収支見通しを立て、最適な資産設計・資金計画を提案・アドバイスするのに対し、投資診断士はその人の投資スタンスに合った商品解説やポートフォリオなどのアドバイスするといった違いがあります。

FP試験はお金の知識を広く浅く学習するのに対し、投資診断士はその名の通り、投資に特化した学習内容となっています。

投資診断士はこんな人におすすめ!

以上の学習内容を踏まえると、投資診断士はこんな人にオススメできます!

投資診断士をオススメしたい人

(投資への関心度)
・投資に興味がある、投資を始めてみたい方
・現在投資をしているが、さらに知識を拡充したい方
(職業)
・保険募集人
・銀行員
・証券外務員
・税理士
・ファイナンシャルプランナー
・不動産投資物件販売従事者
・不動産コンサルティング
・金融コンサルティング
・金融機関に就職したい学生

“投資”と聞くと少しハードルが高そうですが、決してそんなことはありません。
投資診断士は主婦や学生の方でも学べる内容になっていますし、働きながらでも取得ができる難易度となっています。

また、すでに上記の職業(資格)にプラスして投資診断士を取得することで、知識の拡大営業力アップを図ることも可能です。

今なら希少性が高いため、狙う価値あり

冒頭でお話しした通り、投資診断士はまだ出来て日が浅い資格です。

そのため、今のうちに取得しておくと希少性があり、上司やお客さんからも注目を集めるかもしれません。

特に、名刺に記載しておいて「投資診断士ってどんな資格なんですか?」とお客さんに興味を持たれたら儲けものです(笑)

投資について気になっている証拠なので、「資格の説明→お客さんの投資状況・課題・目標をヒアリング→投資商品の提案→クロージング」と自分の流れで話ができるかもしれません。

そうでなくとも、早いうちから投資の知識を身に付けておくと、後々の人生(ライフプラン)が有利に進められる可能性があります。

投資に興味がある方、仕事で活かしてみたいという方は、ぜひ検討してみてください!

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