2017年のトレンド予測と資格取得に関する意識調査

2017年のトレンド予測と資格取得

通信教育を手掛ける株式会社ユーキャンは、20~40代のビジネスパーソン966名から回答を得て、「2017年のトレンド予測と資格取得に関する意識調査」を発表しました。

また、20~40代の採用担当者、および転職者それぞれ200名(計400名)に調査を行い、就職・転職に「武器になる資格」を調査しました。

その結果を一部抜粋してまとめてみました!

2017年、気になる話題

  1. アメリカ新大統領就任(1月)・・・59.9%
  2. 配偶者控除の年収要件150万円以下に引き上げ(年内)・・・29.3%
  3. 任天堂、新型ゲーム機「Nintendo Switch」発売開始(3月)・・・18.8%
    2018FIFAワールドカップ アジア最終予選終了(9月)・・・18.8%

アメリカ新大統領(トランプ氏)就任が来年の気になる話題トップでした!
今後のアメリカの政策が気になるところですね。
女性活躍の観点から、2位の配偶者控除の年収要件引き上げも気になるところですね。
来年はますますダイバーシティが進むといいですね。

2017年に取っておくと武器になりそうな資格

  1. ファイナンシャルプランナー(FP)・・・32.1%
  2. TOEIC(R)テスト・・・23.7%
  3. 社会保険労務士・・・18.0%
  4. ケアマネジャー(介護支援専門員)・・・17.5%
  5. 宅建士・・・17.1%
  6. メンタルヘルス・マネジメント(R)検定・・・16.8%
  7. 簿記・・・16.5%
  8. 情報技術者試験・・・15.1%
  9. 中小企業診断士・・・13.3%
  10. 食生活アドバイザー・・・11.3%

今年は昨年から続いたチャイナショックや、日本銀行のマイナス金利政策導入、イギリスのEU離脱、アメリカ大統領選など、予想外の出来事が起こり、相場が乱高下したことや、NISAや個人型確定拠出年金(iDeCo)の普及により、人生設計や資産形成などのお金に係る知識を身につけたいとのニーズが高まり、ファイナンシャルプランナー(FP)が1位に輝いたのではと予想されます。

また、ファイナンシャルプランナー(FP)は4年連続で「武器になる資格」に選ばれているそうで、世間一般のお金に対する関心が高いことがうかがえます。

営業していても、お金の知識をもったお客さんが増えていると感じます。お客さんに負けない知識を身につけられるよう、銀行員にとってもファイナンシャルプランナー(FP)は必須の資格といえるでしょう。

他にも銀行員に関係がありそうなのは、3位の「社会保険労務士」、5位の「宅建士」、7位の「簿記」、9位の「中小企業診断士」あたりでしょうか。
いずれもステップアップを目指す行員に必要な資格といえます。

採用担当者が採用判断時に重視している資格

  1. TOEIC(R)テスト・・・44.0%
  2. ファイナンシャルプランナー(FP)・・・32.0%
  3. 宅建士・・・30.0%
  4. 社会保険労務士・・・26.7%
  5. 簿記・・・26.0%
  6. 情報技術者試験・・・20.0%
  7. マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)・・ ・20.0%
  8. 中小企業診断士・・・16.7%
  9. 保育士・・・16.0%
  10. ケアマネジャー(介護支援専門員)・・・14.7%
  11. ビジネス実務法務検定(R)・・・14.7%

採用担当者が選ぶ「武器になる資格」は、業種によっても大きく異なります。
金融業では「ファイナンシャルプランナー(FP)」を武器になる資格として選んだ比率が69.2%と高く、採用担当者から一定の評価が得られるようです。

転職者が転職時に役立ったと思う資格

  1. TOEIC(R)テスト・・・9.0%
  2. 簿記・・・7.5%
  3. 宅建士・・・3.5%
  4. ファイナンシャルプランナー(FP)・・・3.0%
  5. 保育士・・・2.5%
  6. 秘書検定・・・2.5%
  7. マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)・・・2.0%
  8. 情報技術者試験・・・2.0%
  9. メンタルヘルス・マネジメント(R)検定・・・1.0%
  10. ビジネス実務法務検定(R)・・・1.0%

一方、2016年に転職をした人を対象に、自身の転職において役立った資格を聞いたところ、採用担当者と同様、「TOEIC(R)テスト」(9.0%)が1位に選ばれました。
以降、2位「簿記」(7.5%)、3位「宅建士」(3.5%)、4位「FP」(3.0%)と続きました。

採用担当者の75%は「資格」を重視

採用担当者に、採用を判断する際に資格を重視したことがあるかを聞いたところ、75.0%は資格を重視したことがあると回答しました。また、資格を重視すると回答した採用担当者の29.3%は、「募集職種に関連する資格でなくても、『学ぶ』姿勢を評価する」と回答しており、学ぶ姿勢に好意的であることもわかりました。


<スポンサードリンク>

<関連記事>

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です