銀行員人生はリスクだらけ?銀行員にこそオススメしたい「待ちの転職活動」

待ちの転職

メガバンクの人員削減など、銀行員の大失職が叫ばれている昨今。

「自分は大丈夫!」と思っていませんか?

実は様々なリスクが潜んでいる銀行員人生。

不安を煽るわけではありませんが、そんなリスクだらけの銀行を見つめ直し、対処法(リスクヘッジ)を考えたいと思います。

リスク①:先行き不透明な銀行の経営環境

「銀行に入れば安泰」なんて言われていたのも昔の話。

今では書籍や新聞、週刊誌で「銀行員がリストラか!?」「銀行員大失職時代の到来」「地方銀行、本業では赤字」という衝撃的な見出しの記事を見る機会が増えてきました。

では何故、銀行員という職業の未来が危ぶまれているのでしょうか?

まとめると、以下のような理由が挙げられます。

収益構造の変化

日本銀行は2016年1月29日に「マイナス金利付き量的・質的金融緩和」の導入を発表し、実際に同年2月16日から適用しています。

このマイナス金利政策を導入したことで、銀行収益の柱である“貸出金利息”が低下し、多くの銀行の収益が悪化しました。

この影響は大きく、一部の銀行では本業で稼ぐのが難しくなっている状況です。

どこの銀行も「貸出金利を少しでも上げるにはどうしたら良いか?」、「どうやって融資以外の方法で収益をあげれられるか?」、「削減できる経費はないのか?」と模索し、悪戦苦闘してのが現状です。

FinTech(フィンテック)の台頭

最近、注目を集めているFinTech(フィンテック)。

FinTech(フィンテック)とは
Finance(金融)とTechnology(技術)を組み合わせた造語。ファイナンス・テクノロジーの略。

このFinTech(フィンテック)が既存の金融サービスに取って代わろうとしています。

例えば、決済サービスやアドバイザー業務などはこのFinTech(フィンテック)サービスの得意とする分野でもあり、凄まじい勢いで発展を続けています。

この流れを取り込もうと銀行も躍起になっていますが・・・

FinTech(フィンテック)がさらに進化していけば、銀行の窓口業務や、与信判断(融資の可否判断)AIやロボットが判断するようになるかもしれません。

その行き着く先は、やはり銀行員の人員削減という形になってしまうかもしれません。

少子高齢化の影響

こちらは銀行に限った話ではありませんが、銀行にも当然、少子高齢化の波が押し寄せています。

都市圏ではあまり感じないかもしれませんが、地方では少子高齢化の影響が顕著に表れています。

これがあと数年して、支店周辺の人口がさらに減少してしまったら、採算の合わない店舗を閉鎖したり統合せざるをえません。

地域によっては採算の合わない店舗の閉鎖・統合がすでに進んでいますし、この流れは今後も加速していくと予想されます。

銀行再編の流れ

話題によく出る銀行業界の流れとして、銀行再編も1つのテーマとして挙げられます。

特に地方銀行でこの流れが加速しています。

金融庁のいうところの“持続可能なビジネスモデルの構築”に向けて、各行が手を取り合う相手を見極めている状況です。

地域の垣根を超えた経営統合も目立っており、今後もこの銀行再編の流れは進むと考えられます。

銀行員としては、銀行再編に伴う店舗や人員の整理がやはり気になるところです。

リスク②:転勤して環境が一変するリスク

銀行員に転勤は付き物ですが、自分の希望が反映された転勤はあまりなく、ほとんどは会社の都合(もちろん本人のキャリアアップなども考慮して)で辞令が出され、本人はそれに従う他ありません。

現在、仕事内容・人間関係ともに満足していたとしても、突然、転勤を命じられ、今までとは全く違う環境に身を置くことになるかもしれません。

もしかしたら・・・転勤先での仕事内容は、“自分がやりたくない仕事”だったり、“苦手な仕事”になってしまうかもしれません。

もしかしたら・・・転勤先での人間関係は、“嫌な上司”がいたり、“全体的に雰囲気がギスギス”しているかもしれません。

もちろん、過度に不安がることはありませんが、そういうリスクがあることも銀行員としては念頭に置いておかなければいけません。

リスク③:性格の悪い人が転勤してくるリスク

誤解を恐れずにいうと、銀行で生き残っている人の中には心底性格の悪い人が(ごく一部)います。

それこそ、部下を何人も辞めさせていたり、部下を恫喝したことを飲み会で武勇伝のように語ったりするような人が中にはいます・・・
(銀行は人数が多いので仕方ないといえば仕方ないのですが・・・)

銀行は転勤が多いため、不運にもそのような人が自分の上司になってしまうことも可能性としては十分にあり得えます。

実際、そういう人が上司になったせいで辞めてしまった優秀な先輩・後輩を僕は何人も見てきました。

たとえ優秀で仕事が好きだったとしても、相性が合わない人と一緒に仕事をすると、それだけで仕事が苦痛と感じるようになります。

これも銀行員が回避できない仕事上のリスクの1つです。

簡単にできる「待ちの転職活動」でリスク管理だけはしておこう!

長い銀行員人生を続けていく上で、様々なリスクが内在していることを再確認していただけたかと思います。

そんなリスクに対して何か対策できることはないのか・・・僕がオススメしたいのは「待ちの転職活動」です。

「待ちの転職活動」というのは、とりあえず、いくつかの転職サイトに登録しておいて、転職情報を受動的に集める方法です。

転職サイトに登録しておくと、企業や転職エージェントからオファー(スカウト)が届きます。

その情報(メール)を時間がある時にチェックするだけでも、転職に係る知識が自然とついてきます。

さらに時間があるときには、他社の募集要項を眺めてみるのも良いかと思います。

たったこれだけでも、自分の市場価値転職市場動向を把握するのに十分役立ちます。

これなら、いくら忙しくても時間を取られることはありません。「待ちの転職活動」スキマ時間で行う転職活動です。

すぐ転職するつもりはなくても、何かあった時のために準備をしておくのは長い銀行員人生のリスクヘッジに繋がります。

もしかしたら、転職サイトを眺めているうちに、ステップアップできる道や、自分にもっと合う職業(天職)に巡り合えるかもしれませんよ!

少しでも銀行員人生が気になっている人は、まずは行動してみよう!

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